現在、国内において住宅用断熱に利用される断熱材の大部分を占めているのはグラスウールなどの無機質鉱物繊維系や発砲プラスチック系の断熱材です。
このプロジェクトでは、環境保全と地産地消の見地から、プレカット廃材や間伐材などを活用した有機質木質系の断熱材を県内中小企業と住宅メーカー、大学等との連携で開発します。県内中小企業の次世代住宅産業への参入を促進するとともに、ローコスト化を実現し、環境に優しい埼玉発の有機質木質系断熱材の普及を推進してまいります。
木質系断熱材技術開発
プレカット工場から出るプレカット材や間伐材などを有効活用し、高性能グラスウールと同等性能以上の断熱性に加え、グラスウールにはない調湿性(防露性能)、吸音性を備えた木質系断熱材を開発します。
≪企業・団体≫
伊藤忠建材(株)、大河原木材(株)、(株)大空リサイクルセンター、(株)オキナヤ、加藤木材工業(株)、金子製材(株)、(株)木の繊維、(株)金剛製作所、(株)住協、住協建設(株)、(株)ジューテック、大賀建設(株)、大建工業(株)、(株)高砂建設、(株)ダンネツ、(株)東京サニックス、(株)東京木工所、ナイス(株)、日本基礎技術(株)、(株)ノダ、協同組合フォレスト西川、(株)藤島建設、(株)ポラス暮し科学研究所、(株)ランバーテック
≪大学≫
足利工業大学、東京大学、日本大学
≪研究機関≫
あいち産業科学技術総合センター、一般財団法人建材試験センター、埼玉県産業技術総合センター