無電解めっきによるカーボン/金属複合体製造プロセス技術の開発
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、軽量で高い強度を有する素材として航空機等に用いられているが、金属に比べて導電性が低いため、落雷等による大電流が流れた際に損傷してしまう恐れがある。そこで、CFRP表面にめっき(金属皮膜)を施して導電性を上げることにより、この問題を解決する。CFRP表面に直接めっきをすることは挑戦的であるが、産業技術総合研究所が有するナノコロイド触媒を用いることによってそれを実現する。
平成27年度から平成29年度まで 3年間(予定)
(1)大学又は公的研究機関
・国立研究開発法人産業技術総合研究所
(2)協力者
<県内企業>1社
・吉野電化工業株式会社(越谷市)