平成26年2月、産業技術総合研究所(産総研)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、埼玉県は『先端産業の育成に関する協定』を全国で初めて締結しました。
埼玉県の中小・ベンチャー企業について、オープン・イノベーションによる成長を促進することにより、先端産業の育成と集積を図ります。このため、産総研(技術課題への技術指導等)、NEDO(研究開発への助成や内外の技術情報の提供等)及び埼玉県が連携して企業を支援します。具体的には、以下のような取組を実施します。
国内外の様々な技術シーズを活かして事業化を行う中堅・中小・ベンチャー企業を連携して支援し、オープン・イノベーションを通じた先端産業の育成を図ることにより、我が国の経済発展に寄与することを目的とします。
支援する開発テーマの選定から実用化開発、製品化、生産までのプロセスのうち、産総研とNEDOは基礎研究から製品化までの段階を中心に開発を支援します。埼玉県は実用化開発から具体的な製品開発、工場立地、生産までの後段のプロセスを中心に幅広く機動的に支援します。