生活支援ロボット研究開発プロジェクト
一人暮らし、あるいは単身施設入居等の高齢者と近親者の間での、画像通信とロボットを組み合わせたコミュニケーションシステムを開発する。認知症高齢者に対しては、ロボットからの働きかけで、高齢者から積極的・自発的に会話を始めるように促し、認知症症状を維持・軽減する。また、介護にあたる近親者の負担を低減する。
明示的な操作を必要とせずに、思ったとおりに安全に動くロボット車いすを開発する。
会話などのコミュニケーションや社会活動においては、お互いの位置関係が非常に重要である。本プロジェクトでは、車いすを移動するための機械としてだけでなく、コミュニケーションを支援するロボットとしてとらえ、比較的長い距離の移動中だけでなく、普段の生活の中で、周囲の人との楽しい会話を支援するロボット車いすを開発する。
機械が力を定量的に計測・記録できる特徴を活用し、リハビリの質を高めるロボットを開発する。筋力可視化技術や訓練効果の数値化技術を開発し、実装することでリハビリの効果を”見える化”し、楽しみながら訓練する装置を実用化する。モチベーションや効果の向上による恒例はの筋力低下を抑制する。
平成26年度から平成28年度まで 3年間(予定)
・国立大学法人埼玉大学
<県内企業> 4社
・株式会社ウイズネット(さいたま市)
・株式会社テクノスコープ(さいたま市)
・株式会社ワコー(上尾市)
・株式会社埼玉富士(秩父市)
<県外企業> 1社
・株式会社ワコーテック(富山県高岡市)
<研究機関等> 2大学
・成蹊大学(東京都武蔵野市)
・電気通信大学(東京都調布市)