介護施設見守り支援ロボットの開発

介護施設見守り支援ロボットの開発(埼玉県産業振興公社)

我が国の高齢化率(65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合)は25%を超え、2035年には3人に1人が65歳以上の高齢者となることが予測され、高齢者介護に対する需要は高まる傾向にあります。

埼玉県産業振興公社では、産学連携で介護施設での見守り支援ロボットの開発を行っています。
平成26年度は、介護現場でのニーズ調査を実施し、その結果を踏まえ、「見守り支援システム」(転倒検出や出入口管理等による高齢者の見守りシステム)を開発しました。
平成27年度は、「見守り支援システム」の成果を発展させ、介護施設の人手不足緩和や高齢者(認知症高齢者)のQOL向上を目的に、介護施設での使用を想定し、複数の高齢者を対象に見守り機能等をさらに充実させた見守り支援ロボットの開発、事業化を目指しています。