ロボット東京電機大学プロジェクト

テーマ名

サステイナブルなエネルギー・炭素循環を支えるスマートフォレストIRTの開発

研究開発の内容

現在の林業は「産出木の価値低下」、「森林維持のコスト増加」、「従事者離れ」の3つの課題を抱えており、これらを解決するためには、森林の適切な価値を把握した上でその付加価値を高めるとともに、生産活動の高効率化や高安全化を図る必要がある。
そこで、以下のITとRT(ロボット技術)を融合した林業用IRTを開発する。

  1. 森林評価用モバイルセンシングシステムの開発
  2. 木々の生育状況を正確に把握するため、森林内の空撮を可能とする新型ドローンを開発するとともに、自律的な樹木計測及びマップ生成を行うシステムを開発する。

  3. 伐採ガイダンス・ナビゲーションシステムの開発
  4. 上記(1)の森林評価用モバイルセンシングシステムで取得された樹木等の情報をもとに、安全かつ効率亭な伐採ガイド及びナビゲーションを行うシステムを開発する。信州大学カーボン科学研究所が、ナノカーボンを完全に分散させた高強度・高耐熱・高耐久性を持ち合わせた樹脂を開発する。その技術を協力企業により工業技術に発展させ、自動車部品・産業用部品・資源開発用部品等の製品化を行う。

研究開発期間

平成27年度から平成29年度まで 3年間(予定)

研究体

  1. 大学又は公的研究機関
  2. ・国立大学法人東京大学
    ・国立大学法人岡山大学

  3. 協力者
  4. <県内企業・団体>3団体
    ・株式会社エンルート(ふじみ野市)
    ・特定非営利活動法人秩父百年の森(秩父市)
    ・秩父樹液生産協同組合(秩父市)

    <県外企業>3社
    ・インダストリーネットワーク株式会社(長野県岡谷市)
    ・株式会社woodinfo(東京都中野区)
    ・株式会社インターリスク総研(東京都千代田区)

お問い合わせ

埼玉県産業労働部産業支援課 先端産業担当
電話
048-830-3737
FAX
048-830-4813
mail
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